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花粉症の一発注射

花粉症の一発注射

スギ花粉飛散もそろそろ収束に近づいて参りました。スギ花粉症の人は本当に嫌な季節だと思います。アレルギーの薬を複数種類たくさん飲んだり点鼻したりしても、それ程辛さが解消しないなんてことはホントよくありますよね。おまけに抗ヒスタミン剤という一般的によく使われる飲み薬は眠くなるから安心して飲めないという問題があります。そこでステロイド懸濁液(ケナコルト)という薬剤を1発肩に筋肉注射して、眠気もなくて、1発か2発注射するだけで花粉症シーズンほとんど症状が出ないという優れものの方法が世にはあるんです。これを知って毎年その注射を受けにくる患者さんは大勢いるようです。しかしこの注射には様々な副作用が潜んでいることを忘れてはいけません。最も怖いのはステロイドを注射で体外から入れることによる急性副腎不全です。これは下手をすれば死に直結する事態ですし、女性だったらまず生理周期は完全に崩れます。そのほか筋注部位が薬剤の脂肪融解作用によって陥没してトラブルになるケースもあるようです。しかし患者さんがそれらを承知で自分の意志で打つのなら問題ないのですが、問題なのはそれらの副作用をろくに説明しないで、ケナコルトをバンバン花粉症患者さんに打っている一部の耳鼻科以外の医者が存在することです。しかもこれは保険が利かないと偽って数千円~数万円の高額を請求する不届き者もいるそうですから呆れてしまいます。皆さん、花粉症は辛くて大変ですけど、安易にこの注射をしてはいけませんよ!
 

2016-03-30 20:46:00

 
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